数々の投資案件や仮想通貨を紹介していたり、多くの商材に仕掛け人として登場する坂本よしたかという人物がいます。
公式 HP や商材のランディングページ(LP)では目を引く経歴が紹介されている坂本よしたかですが、悪質な投資詐欺や副業詐欺などの情報が入りました。
調査の結果から私の結論をお伝えしますが、坂本よしたかは黒である可能性が非常に高いと考えています。
その詳細な調査結果を以下にまとめていますので、彼の投資案件関心をお持ちの方々は、ぜひ参考にしていただければと思います。
出身:愛知県春日井市生まれ(岐阜県出身との情報もあり)
生年月日:1973 年 8 月 10 日
最終学歴:若水中学校卒業
坂本よしたかは飲食店を経営している家庭の長男として生まれ、6 歳の頃に父の飲食店の経営がうまくいかず夜逃げした経験があるそうです。
そこから、中学卒業後はアルバイトで働き始め、わずか 1 年で店長になり、月収 100 万円を達成したという過去があるようです。
ビジネスの経歴としては、自身の公式 HP や出版物、商材の LP で次のように紹介されています。
この経歴を一見すると、若くして苦労をし、今では様々な分野で活躍している人物のように見えますが、彼の関わる案件は悪質であるという情報が入っています。
経歴が本当であれば相当有名な人物だと言えますが、その輝かしい実績の根拠となるような情報は見当たりませんでした。
特に、「延べ 1,000 人以上、総額 100 億円以上を稼がせた実績を立てる」とあるにも関わらず、ネットや SNS 上で実際にそのような声が見当たらないのあまりにも不自然です。
また、この経歴についても、いくつかの疑問点が残ります。
まず、彼の公式 HP では出身地が「愛知県春日井市生まれ」となっているのですが、過去の商材では「岐阜県出身」となっています。
「親の経営がうまくいかず夜逃げし、中学校を卒業後アルバイトをする」という経歴に関しても、公式 HP の「出身が愛知県春日井市、若水中学校卒業」が本当であるならば、多少不自然に感じます。
なぜなら、夜逃げというのは、負債やその他の追求から逃れるために急遽行われるものであり、身を隠すためにより遠く、特定しにくい場所へ移動するのが一般的です。
しかし、春日井市と若水中学校がある名古屋市は隣接しており、車でおよそ 20 分程度の距離なのです。
隣の市への移動は距離が短いため、負債に関する関係者に見つかりやすくなりますし、知人や以前のコミュニティとの繋がりが残りやすく、情報が漏れるリスクが高まります。
もちろん事情があって隣の市を選んだ可能性もありますが、出身地の記載が異なることや、実績に対する根拠となる情報が見当たらないことも相まって、あまり信憑性のない経歴という印象を抱きます。
彼が代表を務める「株式会社ライトニングプロデュース」「株式会社ライトニングプレミアム」に関しても詳しく調査を行いました。
まず、どちらの会社も公式 HP が存在しており、「株式会社ライトニングプロデュース」に関しては法人登記の登録も確認できました。
この会社は、令和 2 年に岐阜県より愛知県に事務所を移転しているようです。
登録住所は「愛知県名古屋市西区名駅 2 丁目 9-14 第 15 平松ビル 3 階」とあり、調べたところオフィスビルのようですので、登録上問題はないように思えます。
「株式会社ライトニングプレミアム」については、公式 HP では「株式会社ライトニングプロデュース」と同一住所になっているのですが、この住所での法人登記は確認できませんでした。
どちらの会社も設立は「2011 年 8 月」と記載されていますが、「株式会社ライトニングプロデュース」法人登記は 2015 年 10 月登録になっています。
また、公式 HP 上の代表は現在「小川 和人」とされています。
多くの実績があり、セミナーなども行っている有名人物にしては各媒体の記載が統一されておらず、信用性に欠けるように感じます。
またこの「小川 和人」という人物ですが、坂本よしたかが展開する「ゼロ億 FIRE」という商材の販売会社「GB 株式会社」の代表も務めていることが判明しました。
この「GB 株式会社」ですが、「稼げない」と悪評の高い副業商材を数多く展開している会社です。
「GB 株式会社」の代表取締役や所在地の記載は商材によって多少異なるのですが、「株式会社ライトニングプロデュース」と同様の住所で登録しているパターンを発見しています。
つまり、「GB 株式会社」と坂本よしたかは何らかの関係があると考えられます。
GB 株式会社の展開する副業に関しては、以下の記事で詳しく取り上げていますので、気になる方はご覧ください。
泉忠司は、過去には物販系の商材を販売していましたが、現在では主に仮想通貨を始めとした投資商材を複数展開しています。
代表的なものは、以下となります。
しかし、ここに挙げたもの以外の商材も含め、彼が関わる商材はどれもが「詐欺」「稼げない」と非常に悪い評判がついています。
特に、「坂本よしたかのチェンジ・ザ・ワールド」、「坂本よしたか&パンダ渡辺の資産ばらまきクラブ」「新時代ベーシックインカム(令和億万長者クラブについては集団訴訟の動きがあります。
これだけ多くの訴訟を集めている人物である時点で、かなり怪しい人物と言えます。
ここには書ききれないほどの商材を展開している坂本よしたかですが、彼のビジネスで特に悪名が高く、集団訴訟もされているものが「坂本よしたかのチェンジ・ザ・ワールド」です。
彼はどのような商材を展開しているのでしょうか?
商材の LP では、以下のように謳われていました。
かなり大掛かりな宣伝がされていますが、具体的にどのようなシステムなのかといった説明はなされていません。
坂本氏は、フィリピンに寄付団体を持っており、そこで得られた富や資産をシェアしていくことで稼げると謳っているようです。
一見スキルもなしに稼げるように見えますが、実際には、転売ビジネスであることが判明しました。
ユーザーは専用サイトに登録し、そのサイトに載っている商品をユーザーが買い取り、サイトが転売することで、販売額からユーザーが商品を買い取った利益を受け取れるというものビジネスです。
LP では高額塾ではないと宣伝していますが、このサイトを利用するには 5 万~ 10 万のプランに入るよう促されます。
その上、実際に登録すると商品の登録はごくわずかしなかく、残っている商品も売り切れ状態で、商品を買うことはできないという手口になっています。
この内容はそもそもチャリティーでもありませんし、報酬を受け取り続けることもできません。
決して安くはない費用を払っても、最悪初期費用の回収さえできない可能性のあるシステムだったのです。
フィリピン政府公認という根拠も無く、宣伝内容と実態が全く異なるビジネスです。
この商材による被害は、集団訴訟サイトによると 1,500 万円以上と見られています。
これらの背景から、彼の展開する商材は誇大広告や誤認と思わせる内容が多く、あたかも稼げるように見せかける魅力的な言葉でアピールするものの、実態は全く稼げるような内容ではないものなのです。
この記事では、多くの商材を展開し、作家やセミナーでも成功しているとされる坂本よしたかについてまとめました。
今回調べた情報だけでも十分に詐欺を行っていると断言できる人物ですが、彼は現役で活動しており、恐らく今後も新たな動きが出てくると思います。
坂本よしたか氏については引き続き調査し、適宜情報を発信していきます。
※ 本ブログでは情報を随時募集しておりますので、何か情報をお持ちの方や被害に遭われた方がおられましたらいつでもご連絡ください。